健康は、暮らしから 切り離せない。
私たちが何を考えてこのサービスを構想しているか、はじめにお伝えしておきます。
窓口だけが、分断されている。
何を食べたか。何時に眠ったか。今週どれだけ移動したか。どんな家に住み、どんな一日を送っているか。ご自身のコンディションは、そのすべての積み上げの結果です。切り離して考えられるものは、ひとつもありません。
ところが、それを支える側は見事に分かれています。トレーニングはトレーナーに、食事は栄養士に、検査は病院に、旅行は代理店に、家のことは紹介所に。それぞれが優秀であっても、互いの持っている情報は繋がっていません。
結果として、繋ぐ仕事だけが、いつもご本人に残されます。自分の状態を、行く先々で説明し直す。前回どうだったかを、自分だけが覚えている。最も時間の惜しい方が、最も面倒な役目を負っている——これが、私たちの見ている問題です。
体を知る者が、 暮らし全体を差配する。
答えは、窓口をひとつにすることです。ただし、単に取り次ぐだけの窓口では足りません。あなたの睡眠を、検査の結果を、今月の食事を知っている窓口である必要があります。
Wellness Director Azabu には、あなたに就く担当ディレクターがいます。日々のデータと記録を常に手元に置き、それを読んだうえで、健康のことも、医療への繋ぎも、暮らしの手配も引き受けます。
「京都のホテルを」と仰れば、枕とお部屋の相談から始まります。「会食の店を」と仰れば、その月の食事に合う店から選びます。「ハワイに家族で五日」と仰れば、滞在中の医療機関の候補まで押さえた旅程が返ってきます。
同じ依頼でも、返ってくるものが変わる。ウェルネスが土台にあるということは、そういうことだと考えています。
差配とは、絞り込むこと。
私たちの手配は、候補を並べません。
選択肢が増えるほど、ご負担は増えます。十軒の候補と十通りの理由をお渡ししたら、決める仕事はあなたに残ったままです。それでは、ただ転送しているだけです。
調べ、比べ、必要なら会いに行き、お断りすべきものは私たちの段階でお断りする。そのうえで、多くとも三つに絞ってお持ちする。家庭教師をお探しであれば、面談まで済ませた三名を。お店であれば、その日の目的に合う三軒を。
なぜその三つなのかは、いつでも申し上げられます。けれど、それをお読みいただく必要がないことのほうが、私たちには大切です。
語らないことで、語る。
私たちは医療機関ではありません。診断も治療もいたしません。効能や治癒を断定するような言葉も、使いません。私たちの仕事は、整えること、繋ぐこと、手配すること、そして読むことです。
Wellness Director Azabu は現在、構想の段階にあります。実績の数字も、会員の声も、まだ持ち合わせておりません。持っていないものを語らないことが、そのまま私たちの姿勢です。